2009年3月5日木曜日

表計算ソフトで管理

万葉集から切り取ったトークン(単語)は,愛用パソコン(Dynabook)で,パソコンを仕事で使っている人ならおなじみのエクセル(Microsoft Excel)に登録しています。
単語の「ひらがな読み」,「品詞」,「通常意味としてあてられる漢字」,「意味」,「現代のひらがな読み」「出現和歌番号」などをカラム別に入力しています(※)。
※例:「やまひ」,「名詞」,「病」,「患うこと。病気」「やまい」,「8-897,10-1020」
ところで,今までにエクセルに登録した単語数は,まだ途中ですが約5,000語です。現在も週に50語位のペースで増やせています。
「何で1万語まで頑張らないのか?」との声が出そうですが,すぐ1万語にするのが目的ではなく,これだけあれば何らかの傾向が見えてくることを期待しています。
これらの単語から万葉集全体の傾向や編者の意図を考えるのが,まさに私が言う万葉集のリバースエンジニアリングなのです。
ただ,万葉集に掲載されている和歌が優れているか,駄作かについてまったく眼中にないかというと,実はそういうわけでもありません。
単語からある種の特徴が見えてくると,その単語が出現する和歌を順に調べます。調べる最初の視点は,それらの和歌間に何か共通点があるのかを見ます。その共通点の一つとして,評判の高い和歌かそうでもないのかといった種別はありえるとは考えています。

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