万葉集に出てくる単語の中で,「風」で終わるものを探してみました。
秋風,朝風,朝東風(あさごち),明日香風,東風(あゆ),伊香保風,家風,川風,神風(かむかぜ),佐保風,白山風,時つ風,初秋風,初瀬風,浜風,春風,松風,港風,邪風(よこしまかぜ)が出てきました。
そのなかで,季節に関係する「秋風」と「春風」に注目すると,面白い傾向が見えました。
まず,「夏風」,「冬風」は出てこないだけでなく,「春風」も2首しか出てきません。
「東風」や「朝東風」も辞書の意味を見ると春の風に属し,万葉集で6首の歌に出てきます。ただ,その6首は特に春の季節を強く感じさせるものとは思えません。
それに比べて「秋風」(「初秋風」含む)は54首の和歌で読まれています。その中では「寒し」や秋の風情(秋の花,秋の鳥,月等)が一緒に詠まれている和歌が多く見受けられます。
当時の人々が秋を感じる際,風(秋風)の役割は強かったようです。その他の季節で季節を感じる際,風の役割は大きくないことを表しているのでしょう。
導入、インドラメイン私パレンバン、インドネシア国から来た。
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Tabito.