<大洗での研究会>
8月30日,午後から大阪市内のお客様へ打ち合わせのため出張し,夕方その足で毎年この時期に行われているソフトウェア保守関連の研究会作業部会の合宿に合流しました。場所は茨城県大洗町の那珂川河口にある「かんぽの宿」です。
作業部会合宿は午後から始まっていて,1日目の研究会議(午後と夜)には参加できず,夜遅くの懇親会に途中参加となりました。
新幹線が九州地方の豪雨で遅れが出ていて,少し焦りましたが,新大阪では先行出発する列車に乗れ,予定通り23時までには宿に到着できました。ただ,時間が時間ですから参加者の皆さんはかなりお酒をお召し上がりになっていました。
大阪の近鉄百貨店のデパ地下で買った「ハモの皮」「松前屋の塩昆布」「お好み焼きチップス」を遅れたお詫びにの印に差し入れをしました。参加者の皆さんは関東在住の方が多く「珍しいおつまみだ」と喜んで頂きました。私も駆けつけ3杯と,1時間ほど飲んで,すっかりいい気分になりました。
この宿は立派な露店風呂付大浴場(温泉)があり,朝,那珂川河口方面の眺めはなかなかのものでした。
<研究会2日目>
翌31日は,作業部会の2日めの研究会議を行い(私の個人研究に関する討議中心),昼からは大洗アクアワールド(設備やシステムの維持管理状況)を見学し,岐路に着きました。
実は大洗の北に阿字ヶ浦(あじがうら)海岸という場所があり,万葉集の東歌(次の短歌)で詠まれた許奴美の浜がそこだという説があり,万葉歌碑があるとのことです(ただ,時間的にそこには行けませんでしたが)。
磐城山直越え来ませ礒崎の許奴美の浜に我れ立ち待たむ(12-3195)
<いはきやまただこえきませ いそさきのこぬみのはまに われたちまたむ>
<<磐城山をすぐ越えて来てください。磯崎の許奴美の浜辺で私は立って待っていますから>>
<今度は富士登山>
さて,31日夜自宅に戻るとすぐ翌日(9月1日)富士登山の準備に入りました(昨年はこのブログでも紹介しましたように八合目で下山)。
1日は朝3時半に自宅を出て,昨年と同じ御殿場駅から須走口行のバスに乗り,8時半頃から登山を開始しました。ただ,結果から言いますと,今年も頂上まで行けませんでした(九合目で断念)。
理由は,高山病の予兆と思われる症状(軽い頭痛)が出てきたためです。後30分あまり頑張れば上まで行けたのですが,視界もきかず,台風15号から変わった温帯低気圧の影響なのか風も非常に強く,下山時のことや翌日の仕事を影響を考えやむなく引き返すことにしました。
今回の残念な結果を踏まえ,来年はさらに対策をしてリベンジしたいと考えています。
でも,昨年登った八合目の高さ位までは天気も良く,次のようないろいろ写真が撮れました。
登山道に入ったら野生の鹿の親子(?)が迎えてくれました。
六合目付近河口湖が眼下(左奥)に良く見えました。
しかし,山頂付近は雲に覆われています。
今回,私が引き返した九合目です。
視界はこんな感じです。霧雨が強い風に乗って吹き付けてきます。
下山して須走口でバスを待つ間に見つけたトリカブトの花です。シカも近づかないそうです。
さて,1ヶ月以上に渡り続けてきました2013夏休みスペシャルも今回で終了し,心が動いた詞(ことば)シリーズに戻ります。
心が動いた詞(ことば)シリーズ「言痛(こちた)し」に続く。
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