2012年8月19日日曜日

夏休みスペシャル「最近のできごと」思い切って買いました


<パソコンを買い替え>
いよいよ,私の9日間の夏休みも今日で終わり,明日からは仕事です。
さて,今回の夏休みで私がこのブログを書くのに愛用しているパソコン(Dynabook:6年前購入)に加え,この夏休みに同じくDynabookのウルトラブックという最新型ノートパソコンを思い切って購入しました。
写真の奥が従来のノートパソコンで手前がウルトラブックパソコンです。薄さが違いを分かって頂けますでしょうか?

従来のパソコンも持ち運びできるパソコンでしたが,結構重く,電源無しで使える時間も1時間余りで持ち運んでの利用は限られていました。それでも,昨年の台湾旅行では,重いのを我慢して持っていき,台北のホテルから投稿しました。
今回購入したウルトラブックパソコンは,時間電源無しでも長く使え,スピードも速く,重さも1kg余りで持ち運びが楽で,出先でも時間があればブログのなどの原稿作成もしやすくなりました。これから,出先からや新幹線などの移動中からの投稿がもっと増えるかもしれません。
<万葉集でも新しいものが欲しい作者も>
次の万葉集の短歌のように,いくら年代を重ねても道具を新しい物に取り替えることを継続していくことも新しい経験を積むという意味で,有意義かもしれません。

物皆は新たしきよしただしくも人は古りにしよろしかるべし(10-1885)
ものみなはあらたしきよし ただしくもひとはふりにし よろしかるべし
<<物はみな新しいものがよいが,ただ人は年をとっている方がいろいろ経験していて良いのでしょう>>

<奥鬼怒温泉郷へ>
それから,私はこの休み中に奥鬼怒温泉郷にハイキングと日帰り温泉浴に行ってきました。自動車で女夫淵温泉まで行き,駐車場に車を停め,そこから奥鬼怒温泉郷までハイキングをして,温泉に入る計画です。
ただ,女夫淵温泉から奥鬼怒温泉郷までのハイキング道は傾斜が急なところもあり,激しい雨が降ると川のようになる部分があるとのことで,この夏思い切って買ったトレッキングシューズに履き替え,凍った水のペットボトルとゼリー菓子を保冷袋に入れて,リュックに仕舞い,準備は万端でスタートしました。
最初は急な昇り階段を上っていくことになり,こんな厳しい道かが最後まで続くのかと思いました。そしたら,向こうからサンダル履き中年夫婦がかなり辛そうに降りてきました。いくら車で気軽に来れる軽いハイキングコースと言えども,サンダル履きキツイと同情しながら「気を着けて降りてください」と声を掛けるのが精いっぱいでした。
途中からは,鬼怒川沿いのゆるやかな上り坂に変わりましたが,少しぬかるんでいる場所があり,昨日降った雨の影響かと避けながら昇って行きました。1時間余りで八丁の湯に到着。お盆後でしたので,途中すれ違ったのは5人程度でした。
加仁湯のお風呂と帰り道
今回は,八丁の湯からすぐ上の加仁湯で温泉に入ることにしました。ロビーで500円を払い,日帰り温泉用の露天風呂に入りました。ロビーには帰りのバスを待つ泊まり客がいましたが,露天風呂は一人占め。種類の違う4種の温泉に交互に何回か浸かりました。




いや~,いい気分でした。ただ,湯の温度が結構高いので,ほどほどで終わらせ,ロビーに戻りました。そしたら,急に激しい雨が降ってきて,ロビーで釘づけになりましたが,早く外に出なくて良かったです。
1時間以上雨が完全に止むのを待ってから,水量の増した鬼怒川を見ながら女夫淵温泉まで戻ることにしました(もう少し廻りたかったのですが,また雷雨の可能性もあったため,あきらめました)。
昇って来た道は激しい雨のため水没しているところが多く,トレッキングシューズにして大正解でした。途中,大雨に遭ったハイカーに何人か会いましたが,可哀そうにみなさんずぶ濡れでした。

雨降ればたぎつ山川岩に触れ君が砕かむ心は持たじ(10-2308)
あめふればたぎつやまがは いはにふれきみがくだかむ こころはもたじ
<<雨が降れば激しく流れる山川が岩にあたって砕け散るように,君の心をそうならないように心しているからね>>

山を甘く見ない方が良いことを改めて知らされた,ハイキングでした。
夏休みスペシャル「富士山八合目までハイキング」に続く。

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